日曜夜にTBSラジオで「ラジオシアター・文学の扉」という番組が放送されており、2015年8月23日は小川未明という作家の『月夜とメガネ』という作品が朗読されていた。

朗読にも童話にも興味がないのでなんとなーく聞いていたのだが、興味のない俺が興味を持ってしまうほどの変な話だった。



この童話の概要は、

月夜の晩に、町外れの家で一人暮らしのおばあさんが針仕事をしている
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針仕事をしながら遠くに住んでいる孫のことを思い出す
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そこへ、家のドアを叩く音が聞こえてくる
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訪問者はメガネ売りだった
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とりあえずメガネを買う
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メガネのお陰でよく見えるようになり、針仕事の効率アップ!
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そろそろ寝ようと思い、メガネをはずして就寝準備
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再度、ドアを叩く音が聞こえてくる
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今度の訪問者は香水工場で働いているという少女だった
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少女は仕事帰りに転んで指を怪我してしまい、手当して欲しかったのでおばあさんの家を訪ねたらしい
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おばあさん、少女の手当をするために外していたメガネをかけなおす
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少女の方を見ると、少女じゃなくて蝶々だった!
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蝶々は足を怪我しているようだ!
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そういえば、月明かりの夜は蝶々が人間に化けるって話があったな…とおばあさんは思い出す
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おばあさん、蝶々を連れて裏庭の花畑に向かう
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振り返ると、蝶々はいなくなっていた!



最後まで聞いていたが、どう考えてもこの作品、打ち切りエンドだろ!
広げた風呂敷(孫の話)は畳めてないし、何でケガした蝶々を花畑に連れて行こうと思ったの??

花の蜜を吸ったらケガが治るとでも思ったの??
血を吸ったら強くなるドラキュラかよ!


蝶々もノコノコ付いて行ってんじゃねえよ!
ケガの治療はどうなったんだよ!


…と、突っ込みどころが多くて興味を持ってしまった。



なぜ、TBSがこんなヘンテコな作品を放送したのか不明だが、朗読後に番組司会者どもが作品をべた褒めしてて更に意味がわからなくなった。

童話って意味不明な話しかないだろと言ってしまえば”その通り”なのだが、 なんだかスッとしないものを感じてしまい記事にした。

なお、古い文体だが青空文庫のサイトで無料で読むことができるので、興味をもった人は読んでみるといい。



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